[ORD-086] Statues - " Dopamine " [12-inch Vinyl ]

¥4,280

スウェーデン北部・ウメオ。Refused や Final Exit を生み出したこの街は、北欧でも屈指の DIY/ハードコア文化の温床として知られている。その地下シーンの奥深くで、30 年以上にわたり一切の妥協なく轟音を鳴らし続けてきたバンドが Statues だ。彼らは SST や Dischord といったレーベルの精神を真正面から受け継ぎながら、ノイジーでありながらも強烈にメロディックなパンクを独自の美学で研ぎ澄ませてきた。

Statues のサウンドを形容するなら、“鋭利なギターのエッジ”“無駄を削ぎ落としたタイトなフック”“一瞬たりとも気を抜かせない緊張感”。その音は、カオスとコントロールの境界線を疾走するような危うさと美しさを同時に孕んでいる。まるで「メロディが幻滅を通過したらこうなる」と言いたくなるし、「3 分間のポップソングが神経衰弱を起こしたらこう聴こえる」とも言える。ノイズの奥で確かに脈打つ歌心こそ、Statues の核だ。

中心メンバーであるヨハンとマグナスが共に音を鳴らし始めたのは 1991 年。ハードコア、パンク、エモ、オルタナティブが渦巻くウメオのアンダーグラウンドで育ち、30 年以上が経った今も、彼らを突き動かす原動力は当時と変わらない。“ラウドなギター、妥協なし”という頑固なまでの美学が、Statues のすべてを貫いている。

周囲が音を落としていく時代でも、Statues は歪みを鳴らし続けてきた。長年の活動は彼らのディストーションの質感をより鋭く、より深く、より切迫したものへと磨き上げた。現在はヘンリク(ベース)とマティアス(ギター)が加わり、バンドはこれまで以上にラウドで、引き締まり、そして驚くほどロックインしている。張りつめた空気の中で、白い指の関節が浮き出るほどのスリリングな演奏が繰り広げられるが、その轟音の奥では常にメロディが生きている。

そして最新作『Dopamine』は、Statues のキャリアの中でもひときわ鋭く、ひときわ切迫した一枚だ。ここには、彼らが長年大切にしてきた“混沌と制御のせめぎ合い”が極限まで凝縮されている。ギターは鋭く、リズムはタイトで、曲はどれも無駄を許さない。しかしそのストイックな構造の奥には、壊れかけながらも前へ進もうとするようなメロディが息づいている。まるでポップソングが神経衰弱を起こしながらも、なお美しさを保とうとするかのような危うさと高揚が同時に押し寄せる。

ヨハンとマグナスが 1991 年に音を鳴らし始めてから、Statues は一度も“静かになる”ことを選ばなかった。ウメオの DIY シーンが育んだ不屈の精神と、周囲が音を落としていく中でも歪みを鳴らし続けてきた年月が、このアルバムの緊張感を形づくっている。現在のラインナップによって生まれた強靭なアンサンブルは、これまで以上にラウドで、引き締まり、そして驚くほど生々しい。

『Dopamine』は、単なる“ベテランの新作”ではない。これは、30 年以上にわたり自分たちの信じる音を貫いてきた者だけが鳴らせる、執念のサウンドだ。張りつめた空気、白い指の関節が浮き出るほどのスリル、そしてノイズの奥で脈打つメロディ。Statues は今、キャリアの中で最も鋭く、最も生々しい瞬間を迎えている。

北欧オルタナティブの地下で長年研ぎ澄まされてきた“継続の強度”。Statues の音には、派手なムーブメントに乗ることなく、自分たちの信じる音を鳴らし続けてきた者だけが持つ説得力がある。『Dopamine』は、その強度がついに臨界点へと達したことを告げる、圧倒的な証明だ。
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