[SVR-030] Train Breaks Down - S/T EP+KXLU Session CD

¥3,180

Train Breaks Down は、ロサンゼルス周辺のDIYシーンを中心に活動するエモ/ポストハードコア・バンド。整った音像よりも、その瞬間にしか生まれない衝動や感情の揺れを大切にしていて、ローファイな録音や荒々しい演奏が、むしろ彼らの魅力を強く際立たせている。ミッドウェスト・エモの透明感と、ポストハードコアの爆発力が同居するサウンドは、生活の中で鳴ってしまったようなリアルさを持ち、聴く者の心に直接触れてくる。

彼らの音源は、スタジオで完璧に整えられた作品ではなく、「その場で感情がこぼれ落ちた記録」に近い。特に S/T EP + KXLU Session は、部屋鳴りや息遣いまで残した生々しい質感が特徴で、まるで小さなスペースでのライブを目の前で体験しているような距離感がある。テンポの揺れや声の裏返り、ノイズが曲を飲み込む瞬間など、通常なら“ミス”とされる要素が、彼らにとってはむしろ音楽の核心になっている。

ライブではさらにその魅力が増幅される。ガレージやアートスペース、カフェの奥の小部屋など、いわゆるライブハウスではない場所での演奏が多く、ローカルの若いエモ勢やポストハードコア勢との共演も増えている。曲を演奏するというより、その場で感情を爆発させるようなステージングで、観る者を巻き込む力が非常に強い。録音よりライブが強いタイプのバンドで、コミュニティの中心に自然と立ってしまう存在だ。

Train Breaks Down は、完璧ではないし、整ってもいない。しかしその“未完成の美しさ”こそが、今のUSエモ/DIYシーンの象徴であり、彼らが支持される理由だ。彼らの音楽は、派手さや技巧ではなく、正直さと衝動で勝負している。日本のエモ/インディー好きにも確実に刺さるタイプのバンドで、今後さらに注目される存在になるだろう。

01.Forty Hour Suit
02.Consider Your Position
03.Permanent As Your Errors
04.Track 1
05.Had This Cool Dream Where Gianni Was Doing Backflips On A Bike On Flat
06.Too Much Thinking Makes Me Ill
07.Piles Of Footprints
08.To Be You
09.Pillbug
10.Thanks For Your Time Then You Can Thank Me For Mine
11.Glimpses Of Insecurities In The Eyes Of Others
12.Mouths Like Snowflakes
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