[FAR-085] Nymb - "Cutting Teeth: 1997-1999" [CD]
90年代後半のインディー・ロック/エモシーンを彩り、近年再評価の波が押し寄せているカルト・ヒーロー、Nymb(ニム)。ヴォーカル/ギターのElaine Bradley(後にNeon Treesのドラマーとしても知られる)らを擁した彼らは、繊細な静けさと爆発的なギターサウンドが交錯する“静と動”のダイナミクスで、当時の地下シーンを魅了した。
1stアルバム『So, This Is How It Is』に先駆け、彼らの初期の真価を凝縮したコンピレーション作品が『Cutting Teeth 1997-1999』です。本作は『novembre』『The Glass Eye』といった初期の名作EP群やレア音源を網羅し、彼らのソングライティングの原点を美しく蘇らせた珠玉の音源集となっています。
本作の最大の魅力は、HumやFailureを彷彿とさせる重厚なシューゲイザー風ギターの音圧と、Sunny Day Real Estate譲りの叙情的なメロディ、そしてElaineの透明感あふれるヴォーカルが織りなす極上の対比される。
代表曲「Rope + Ring」で見せるメランコリックな静寂から爆音へと雪崩れ込む劇的なカタルシスや、「Brisby」「Typical Love Song」などのひりついたエモ・アンセムは圧巻の一言。さらにアコースティック・バージョンやデモ音源も収録されており、鋭利でありながら温かみのあるメロディセンスがダイレクトに伝わってくる。
解散から年月を経て、近年ストリーミングやリスナー間のリスナーコミュニティを通じて「90年代Midwest Emo/Shoegazeの隠れたパイオニア」として若年層を中心に急速に再発掘が進んでいます。過剰に商業化される前の純粋なDIYスピリット、そして力強くも繊細な女性フロント・バンドとしての佇まいは、魅力に満ちています。
『Cutting Teeth 1997-1999』は、単なる懐古主義の復刻ではなく、今なお新鮮な衝動を与え続ける歴史的名盤です。
01. Brisby
02. Walk Away
03. Words
04. Past, Present, What Should Have Been
05. For The Mrs.
06. Waiting For The Room To Spin
07. Typical Love Song
08. Rope + Ring
09. Aluminum Origami
10. Brews
11. Rope + Ring (acoustic)
12. Front Door
13. I Spent All This Time Trying To Get Your Attention Only To Realize I Forgot What I Was Going To Say
14. So, This Is How It Is
15. Slipknot
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