2000年から2002年に掛けて約2年間という短期間ながら当時体感した多くのエモ~ハードコアユーザーを刺激した名古屋の4ピースエモレジェンド、THE T.V. DINNERSのディスコグラフィー音源+佐藤良祐監督によるTHE T.V. DINNERSを考察する映像作品の2部構成作品。
■ZANKYO (ディスコグラフィーCD)
「ZANKYO」と名付けた5曲という少ない既発曲をリマスタリングして再発、SNUFFY SMILEから2000年リリースされたNAVELとのスプリット7インチの2曲、2001年に三重のUNDONEとのスプリットテープの1曲、同年売り上げをアフガニスタンへ寄付するという目的で東京の遊動社と共同リリースした2曲入りテープ「FOR THE PEOPLE IN AFGHANISTAN」の計5曲。初期は英詩、中後期は日本語詩へと変化していく過程の中で次第にポリティカルな一面、バンドの在り方や活動の思想など、オーディエンスへ疑問を投げ掛ける姿勢はインターネット普及前の特有なスタイルで支持を集めた。サウンド面ではMINERAL~BRAIDインフルエンスの泣きメロ+トリッキーギターリフ&変則拍子多用の90'sエモバンドの影響を独自の感性で解釈、とにかくセンス最優先で成立した楽曲、耳に残るメロディー、たった5曲の中に秘められた奇跡的な音源が約10年の月日を経て再び解禁。(Stiffslackのコメントより引用)