[FOMR-0098] Statues - " Black Arcs Rising " [12-inch Vinyl + Japanese Obi & inlay ]

スウェーデン・ウメア出身のインディーロックバンド“Statues”のサードアルバム「BLACK ARCS RISING」のレコードを“Lovely Records”と共同リリース。“Johan Sellman”と“Magnus Egerbladh Oberg“(Ex-KVLR　(Kevlar) 、Ex-Starmarket）のメンバーによって2018年に結成された。彼らは、90年代後半に、Starmarketのメンバーとして、アルバム「Calendar」と「Sunday‘s Worst Enemy」のレコーディングやツアーに参加して最も勢いのあった時期を支えていた。その後2人は、KVLRでも活動を共にして3枚のアルバムと数枚のEPやシングルをリリースしてバンドは2004年に活動終了した。彼らは15年以上も長い間、音楽フィールドから離れ楽器を手にすることなく過ごしていた毎日であったが、再び2018年にJohanとMagnusは、今までとは違った形で演奏を楽しむこと考えて、新たな可能性を示唆するために数カ月間の練習を重ね、曲を作りに励み、バンドを始めた頃の素直な気持ちが蘇ってきたと語っている。インディーロックやパンクなどの初期の頃に聴いていた、Husker Du、Fugazi、Sonic Youth、Drive Like Jehu、Quicksand、Jawbox、Unwoundなどに影響を受けている。それが、Statuesのダイナミックで激しくグルーヴを効かせ、聴きやすいメロディーセンスを兼ね備えていることと躍動感が新たなエネルギーとなってはっきりと感じとれる。
前作の「Holocene」から3年ぶりので、2018年から活動を開始して、コンスタントにアルバムをリリースしている。今回は、ヨーテボリにある"Svenska Grammofon Studion"というスタジオを使用して、5日間でレコーディングされた。新作は、収録時間とスタジオ機材も揃った中で前2作以上の良い環境で行われた。彼らは、いつもボーカル以外は、ライブ録音を採用していることで、臨場感やグルーヴを感じ取れるところにこだわりを見せる。KVLR、Starmarketで共に活動してきた、JohanとMagnusが長い期間で絶妙なコンビネーションが生み出すグルーヴが、正にStatuesとしての最大の魅力でもある。
Walter Schreifels (Quicksand, Rival Schools, Youth of Today, Gorilla Biscuits)が彼らをこう評価している。
「音楽において、政治と遊び、攻撃性とメロディーをうまく融合させるのは、稀なバランスだ。私の好きなポストパンクの影響とクラシックロックのグルーヴを取り入れたStatuesは、ツインタワーの間の空を渡るフィリップ・プティのように、優雅に破壊的なラインを歩んでいる。」

※インレイには、メンバーのMagnusにStarmarket在籍時やKLVRの活動についてなどのインタビューしたレアな内容を掲載。また、英語から日本語への対訳も掲載しています。

01.Underground
02.Chemicals
03.Sardonic Grin
04.Agony
05.Phantasm
06.Eyes In The Sky
07.Hiding In A Hole
08.Meteorology
09.Dead Of Summer
10.Epochalypse
11.Perfect Storm
12.Bestiary