[None] Danielle Durack - " Escape Artist " [ Limited Edition 12 Inch Vinyl ]　

Danielle Durackの通算4枚目のアルバム「Escape Artist」が2024年2月にリリースされたレコードを限定で入荷。先行でデジタル配信している「Shirt Song」、「Good Dog」、「Dean」を含め全9曲が収録されている。今回も前作同様にSam Rossonをプロデューサーに迎え、プロデュース兼エンジニアと様々な楽器演奏も担当している。彼の仕事は、彼女の魅力を最大限までに引き出した最高傑作となっている。（Sam Rossonは、日本ではあまり馴染みのないプロデューサーだが、Death Cab for Cutie、Pool Kids、Kississippi、Great Grandpaなどのエンジニアやプロデュースもしている）
今作も彼女の内なる感情が徐々に高ぶるような創造性溢れる楽曲が輝いている。それは、美しい歌声と遊び心のある歌詞からも読み取れる。彼女自身が経験した、失われた出来事や個人的な恐怖の物語を共感できる方法としてアルバムを通じて紡いでいる。
とても印象的なPVの「Moon Song」は、月を題材としているが、世界のあらゆる物事を深く考えさせられること彼女なりの表現で歌っている。PVを見ると宇宙服を着た主人公がに日々の生活を送っているモノクロの映像となっている。どこか悲しげな雰囲気を感じさせるが、彼女の歌声から同時に明るい側面も秘めていように思いさせる。
「Good Dog」は、彼女の飼っている愛犬が分離不安のために書かれているが、自身が見捨てられる恐怖についての啓発しているようにも捉えられる。
「Dean」は、哀愁感に浸るようなカタルシスを感じる部分もあり、彼女曰く、「Deanは、私が4歳～11歳までの間で生活を共にした義父を歌った歌詞で、母の結婚が終わった後も私の人生のかなり大きな一部でした。14歳の時に彼が引っ越すまで、私にとっては父親のような存在でした。電話やテキストで連絡を取り合っていましたが、彼には二度と会うことはありませんでした。彼は私にとって重要な成長期を支えてくれた存在であり、残念な事情により、彼の葬儀に参列することはできませんでした。彼が私にとってどれほど大切だったかを題材にしている」それを赤裸々に綴って共有したかった。また、PVも手作り感あふれる1500枚の静止画を使用して、編集作業とエクサクトナイフで形を切り取る作業を通じて、約6か月を費やしている。これは、義父との生活を彼女なりの方法で表現している。
着実に進化と遂げている彼女の作品は、このアルバムでもっと多くの人に聴かるべき存在になってくると思う。
また、リリースに合わせて、アメリカ横断ツアーを幾つかの州で行った。
そして、Pedro The lion「Santa Cruz Tour 2024」のオープニングアクトに大抜擢された!!

今回、本人直々にお取り扱いをさせていただきました。
セルフリリース限定品になりますので、今回のみの入荷です。

01.Shirt Song
02.Ice Caps (Live Laugh Love)
03.Good Dog
04.Jackson
05.Worms
06.News
07.The Door
08.Dean
09.Moon Song